2023年7月から始まった「新港第5突堤陸電設備設置工事」の現場の本検査が終了しました。
この設備は、神戸市のカーボンニュートラルポート形成の一環として設置された、内航貨物船向けの陸上電力供給システムです。従来、停泊中の船舶内の機器への電力供給は船内の発電機(重油式)が使用されていますが、これを陸上からの電力供給に変えるものであり、供給される電力が再生可能エネルギー由来のものとなれば、年間約15トンの温室効果ガスの削減が見込まれます。
脱炭素社会への移行が加速する中で、国際的に重要な取り組みの一端を担えたことは、当社の企業活動としても非常に意義のあるものとなりました。